先日、ブレンボレーシングキャリパーをダイナに装着しました。
チタンピストンの高いほうのヤツです。
2,000kmほど走行したのでキャリパーを外してピストン廻りを清掃してみることにしました。
ピストンの汚れは思ったほどではありませんでした。
パッドピンは結構汚れていて、すでに段付き摩耗が始まっていました。確かパッドピンもチタンだったと思ったんですが、削れるんですね。
金色に輝いているのがチタンピストンです。歯ブラシやウエスで綺麗に清掃します。
次にこのピストンツールを使ってピストンを内側から掴み、グルグル回したりして馴染ませます。
ピストンひとつずつメタルラバーを吹いて引っ込めたり出したりします。始めは片側のピストンだけ出づらかったです。
清掃が終わったらキャリパーを車体に装着してパッドピンにワイヤリングを施します。これでパッドピンもクリップも外れません。
ブレンボレーシングキャリパーはパッドピンがクリップ一つだけで固定されているので、まれにクリップが外れてパッドが脱落する事故があるとか。
万が一の可能性も排除しておきたいのでワイヤリングは必須です。
今回は約2,000kmで清掃しましたが、パッドピンを頻繁に清掃すればピストンはまだまだ大丈夫そうに感じました。
ノーマルキャリパーに比べると格段に手がかかるようになりましたが、メンテできる機会が増えるのは楽しいです。
初めまして!ブログ参考にさせてもらってダイナにレーシングブレンボ付けました!(安い方)参考までにお聞きしたいのですが、キャリパーの取り付けトルクを教えてもらえないでしょうか?キャリパーをサポートに取り付ける時のトルクです。
カットさん はじめまして。コメントありがとうございます。
こんな最果てのブログを参考にしていただいてうれしい限りです!
キャリパーの締め付けトルクですが、サービスマニュアルによりますと、
38.0 ~ 51.5 Nm
とあります。
自分の場合、チタンボルトにしてしまったのですが、ボルト側の指定が40Nmでしたので、
ちょっと緩いかなとも思いましたがワイヤリングで対応しています。
ステンレスのボルトであれば45Nmくらいでしょうかね。
キャリパーサポート側も同じトルクで大丈夫だと思いますよ。
センター出しのシムはどのようにされてますか ?
松岡浩司さん
こんにちは。
キャリパーかサポートかわかりませんが、0.1mmくらいのシムが付属しているようです。
センター出しは、ミスミのキャリパーサポートの精度が悪く、ショップで切削加工してもらい
取り付けましたのでばっちりセンターが出ている状態です。
上述の0.1mmくらいのシムも取り付けていますが、できれば何も挟みたくないですよね。。。
有り難うございます
サポートはミスミです、精度が余りに良くなく!
上が1ミリ下が0.5ミリ手前側が空いてるので、奥側にパットがギリギリ入る程度で
上と下のクリアランスが違うので、困ってますよ‼
サポート削るにしても斜めにしないと‼?
困ったな~
松岡浩司さん
こんにちは。
ミスミってアイデアはいいんですが精度がイマイチなようで。。。
ディーラーの店員さんからはミスミのホイールはぶれてバランス取れないから買っちゃいかんと言われましたよ。
ダメ元でミスミに連絡して返品交換してもらってみてはいかがでしょうか??
安全にかかわる部品なので妥協してはいけないと思います。
交換は出来ないって言われました!
どうしたら??いいか
シム入れたら上が.6
下が.3
でセンターが近く成りました!
ヤバイですよね、上と下のシムの厚みが違うので?
松岡浩司さん
こんにちは。
交換できなかったんですね。。。返品はできるのでしょうか??
命に関わる部品なので、今あるサポートをもとに図面起こして
ワンオフしてしまったほうはいいかもしれませんね。
自分ならワンオフで制作してもらいますよ。
フルブレーキ中にもげたらシャレになりませんから。