会津ソースカツ丼で有名なむらい食堂ですが、数年前に閉店してしまいました。道路拡張のためだとかなんとか。
ソースカツ丼好きの自分としてはとても残念でなりませんでした。あの分厚いカツが丼からはみ出している異様とも思える光景が頭の中に蘇ります。
先日、ふとソースカツ丼が食べたくなり福井のヨーロッパ軒、駒ヶ根のガロなどを改めて調べていたところ、Googleの候補にむらい復活の文字が・・・
早速調べてみたところ、これまた数年前に復活を遂げたとのこと。先代オーナーの娘さんが復活させてくれたそうですね。ありがたや。
6月19日の金曜日は仕事が休みでしたので、これはチャンス!思い切って行ってみることにしました。
そんなわけで、外出自粛要請が緩和された6月19日、むらい食堂をナビにセットして出発です。
朝5時出発。天気は雨です。東北道をひた走り、ナビの案内を無視して西那須野塩原ICで一般道におりました。目論見では、R121会津西街道をゆっくりのんびり走ってそのままむらいに到着と言った筋書きです。
ゆっくり走ったのですが開店の1時間前、午前10時に到着してしまいました。1番乗りです。駐車場に車を停め、車内で時間を潰します。
店の外観は以前と打って変わってまさに現代の食事処といった趣になっていました。
午前11時ちょっと前に店内に案内され、お好きな席へどうぞ、と言われたので一人身だった自分はカウンター席へ。
注文したのはもちろんロースのソースカツ丼です。
これです。これこれ!初めて訪れた時はヒレを頼んで念を押されたっけ。ウチではほとんどのお客さんがロースですよ、って。ロースの脂身が苦手な自分でもなぜかここのロースは大丈夫。よくみてみると脂身が少ないです。
分厚いカツは比較的柔らかく衣はカリっと揚っています。それが6切れ、少なめのご飯とキャベツの上に鎮座して提供されます。衣は薄く、肉にまぶされたコショウの味もしっかりわかります。
1番乗りで来店し、1番に出されたソースカツ丼を、これまた1番で食して会計を済ませました。1,650円也。以前は1,200円位だったかな?ずいぶんと高くなりましたが増税の影響もあるのでしょうかね。
会津までやってきたのでこのままトンボ帰りするわけには行きません。雨でしたが、磐梯吾妻スカイラインやらいろいろ走りたかったのです。
しかし以前、雨の磐梯吾妻スカイラインを走ったことがあるのですが霧で何も見えずただひたすらクネクネした峠道を視界の悪い中走るハメになったことがあったので、今回は別ルートを考えました。
そのルートとは、20年前、初めてのロングツーリングをしたの2000年東北ツーリングの時走った田子倉ダムを通るR252で新潟に抜けるルートです。20年前のこのルートはまだダートも多く、工事真っ最中でした。流石に今回はレヴォーグだし今は大丈夫だろうとおもいチャレンジしてみました。
雨が強くなったり弱くなったり、路面もウェットだったりドライだったりしましたが、車なので安心です。R252を只見川沿いにひた走り、田子倉ダムまでやってきました。結構雨が降っていたのでダム見学はせずに先に進みます。
レヴォーグの後部座席には三脚とカメラ、レンズ一式を持ってきていました。所々で雨の中撮影している人がいました。田子倉湖沿いを走る区間ではスノーシェードが多く、そこで撮影すれば濡れずにすみます。
自分も車を停められそうな場所を探しながら走りました。しばらく走るとちょうど良さそうな場所があったので車を停め、三脚を出して撮影にのぞみます。
なかなかうまくは撮れませんでしたが、PENTAX K-1改によるリアルレゾリューションや明瞭コントロール、イメージ造りをいろいろと試すことができました。
それにしてもD-FA★50mm F1.4というレンズ、家に帰って現像してみると鬼解像ですね。木々の葉1枚1枚までしっかり解像していました。レンズはいろいろと持って行ったのですが使ったレンズはFA31mm F1.8LimitedとD-FA★50mm F1.4の2本だけでした。
現像はまだまだ勉強が必要ですね。もっと、こう、しっとりとした質感を出したいのですが、なかなかうまく行きません。最後は諦めて、上の画像はカメラの撮って出しJPGです。
梅雨は雨が多くて嫌いですが、目的をもてば雨もなかなかいいものですね。
おしまい。