Twitterで騒いでいるので一部の方はご存知と思いますが、現在ダイナからヤマハのセロー250への乗り替えを検討しています。
増車が一番いいのはわかってはいるのですが、増車したところでさらに乗らなくなってしまうことは容易に想像できますし、それならば大事に可愛がってくれる新たなオーナーの元へ旅立たせるのも一つの選択肢かな、と。
でもね。査定額が非常にキビシイ!
分かっていたこととは言え、さすがにあり得ない値段です。Fフォークのチタンコートしてから数回しか乗ってないしw
ここで今までやってきた所業を洗い出してみたいと思います。
エンジン関係
- ボアアップ – サンダンスワイセコ1800ccピストンを使用してサンダンスにて組んでもらいました。
- ハイカム – アンドリュース 26HG ギアカム。ボアアップと同時に施工。
- 強化オイルポンプ – 確かサンダンス?ボアアップと同時施工。
- サンダンスツインテックにて燃調セッティング
- プラグコード – Screamin Eagle(ブラック)
- エアクリーナー – S&S(クローム)
足回り
- Fフォーク – スクーデリアオクムラMEチタンコーティング(ダンピングチューニング含む)。
- Fフォークスプリング – スクーデリアオクムラオリジナル
- Rショック – オーリンズリザーバータンク付き
ブレーキ
- ブレンボレーシングキャリパー(チタンピストン)
- ブレンボRCSマスターシリンダー
- ステンレスメッシュブレーキホース(ブラックカラー)
- MISUMIフローティングローター(ダイナ純正ホイール用)
マフラー
- ノーマル
- 純正北米仕様30mmパンチアウトもあり
その他
- ハンドルバー – ドラッグバーに交換。ライザー埋め込みインジケータはメーターコンソールに移設。配線中通し。
- グリップヒーター – HD純正
- 左右サドルバッグサポート – ワンオフにてデタッチャブル仕様。
- K&Hシート – ブルーステッチ&ブルーパイピング(リアレストパッドも張り替え)
- ナンバープレートブラケット – クラフトマン30度レイダウンアルミビレット製
- クラフトマン サイドスタンドアシスト
- クラフトマン ETCホルダーボックス(ヒューズボックスカバーの裏にETC本体を取り付け)
- ウィンカー – アルミビレット製クロームレンズ(車検対応)
思い出せるのはこれくらい。ほぼ網羅できているとは思いますが記憶を頼りに書いてますのでモレあるかもしれません。
当然ながらプラグ・オイルなどの消耗品は適時交換。エアクリーナーエレメントも適時清掃を心がけております。
なぜセローなのか?
ずっと前からオフ車へのあこがれがありました。
酷道が結構好きなのでハーレーやExigeで挑んでいますが、未舗装路だとどうしてもオフ車が有利。というかオフ車じゃないと無理。行きたい道も未舗装のためあきらめる事もしばしば。
理想は用途によって複数台所有することですが、TZRですら不動車にしてしまったくらいですから買ってもすぐに乗らなくなってしまうのではないかというのと、嫁の許可が下りないというのがオフ車を増車できない本当の理由だったりします。
先日、昨年絶版となってしまったセロー250が空冷エンジンのまま復活というニュースを見ました。
そこでセローについてちょっと掘り下げてみたところ物欲と同時にキャンプや林道ツーリングに行きたい欲がフツフツとわいてきました。
そこで、セロー増車 ⇒ いやハーレー全然乗ってないやん ⇒ だったら乗り替えか?
てな流れで今に至ります。
また、車検がないのも大きな理由かもしれません。ダイナはエンジンと燃調をいじってしまっているため車検のたびに排ガス検査通るのだろうかとハラハラしていました。今までは大丈夫だったのですが今回はサンダンスに燃調を一旦薄くしてもらって車検を受けないとダメそうです。その辺が手間と思えるようになってしまいました。。。
今のダイナの所感
やはりボアアップによるパワーは凄まじく、ヌケの良いマフラーを装着するとフル加速時にクラッチが滑りますwww
北米仕様パンチアウト程度ならばクラッチも滑らずマッチョに加速します。
ブレーキはブレンボをチョイスしましたが、素晴らしいの一言です。ブレーキの効きはもちろんですが、コントロール性も非常によく、さらにはブレーキリリースのコントロール性までも兼ね備えておりこのおかげでコーナリングの進入がやたらと楽しくなりました。
足回りで特筆すべきはMEチタンコートによるフリクション抑制が体感できることです。段差を越えるときに、大げさに言えば段差を感じません。それほどなめらかの足回りになりました。スクーデリアオクムラではライダーの体重や乗り方に応じてセッティングを出してくれるのですが、今の仕様は体重65kg、峠重視の街乗り(サーキットは走らない)のセッティングにしてもらいました。
また、リアショックはオーリンズですが減衰力が伸び/縮みともに調整可能、プリロードアジャスターも装備されているのでプリロードの調整が楽ですね。当然ですが、定期的にスクーデリアオクムラにてオーバーホールしています。(Fフォークと同時にOHしていますのでまだOH後数回しか乗ってませんwww)
伸び減衰力を弱めると顕著にバンクが軽くなり、また強めると安定性が増すのが容易に体感できます。
あっ、なんだか中古車販売の宣伝文句みたくなってる!
これはヤバいですねwww
気になるヒトはコメント入れてみてくださいw
こちらのエンジンメニューで100馬力位出てますか?
2011FXDLさん
こんにちは。
計測していないので正確なことは言えませんが、100馬力は出ていない感じでした。
ピストンがローコンプなのと、カムをもっと上の物にしないとダメでしょうね。
と言っても、抜けのよいマフラーにするとフル加速でノーマルクラッチが滑るくらいのトルクは出ていましたので自分的には充分だったと思っています。
最終的には北米マフラーで乗っていたのですが、パワーよりもトルク重視な特性になり満足でしたよ。
マフラーだけで随分と特性が変わる印象でした。
返信有り難うございます。
サンダンスは基本ローコンプ推奨なのでしょうか?
自分もタラふくさんと同年式の96のfxdlなのですが、最近パワー的に物足りなさを感じ調べていたらこちらの日記を発見致しました。
2011FXDLさん
こんにちは。
サンダンスのHPにも記載がありますが、お店の方針として最近のハーレーのハイコンプを危惧しています。
よって、サンダンスでは基本ローコンプ推奨となっています。
ローコンプといっても、1800ccになりますのでトルクはそれなりにあります。
カムとの相乗効果で加速感はなかなかのものでした。
ちなみに、自分は当初カムだけのつもりでバイクを預けたのですが、後日連絡があり、「どうせならボアアップもやると工賃お得ですよ」の巧みな話術にハマりボアアップまでやってしまいました。
結果的には正解だったのでよかったのですが、サンダンスはたたみ込むようにいろいろ勧めてくるので注意が必要です(笑)
可能であれば一度サンダンスに訪れて見ることをおすすめします。
意外と敷居は低いですよ。質問にもきちんと答えてくれますし、不満な点をいえばソリューションを提案してくれます。
それから、燃調もキッチリやった方がよいので、装着するマフラーはあらかじめ決定しておいた方が良いかと思います。
抜けの良い(うるさい)マフラーであるほどパワーとトルクが出る傾向に感じました。
それでは良きハーレーライフを。
詳しい説明有り難うございます。
栃木在住の田舎者なので、サンダンスは非常に敷居が高いイメージがありますが、先ずは一度電話で問い合わせてみます。(たたみ込まれそうで怖いですが)(笑)
それでは良きハーレーライフを楽しみたいと思います。
それと今後も何かと参考にさせてもらいます、有り難うございました。
ボアアップしてあると夏場の渋滞とかでオーバーヒートは大丈夫でしたか?
何か対策はしていましたか?
はじめましてこんにちは。
コメントありがとうございます。
ボアアップはローコンプに加えて燃調も濃いめのセッティングでしたので夏場の渋滞もノーマル状態よりはマシだったかと思います。
ただ、エンジンオイルはケチらずに良いものを入れて短いスパンで交換していました。
ご参考まで。
はじめまして。
2017FXDLにのっています。
ちょうどサンダンスのエンジンカスタムが気になっており、調べていたところこのブログに辿り着きました。
私も低速トルク重視派なのですか、乗り味はどうでしょうか?ツインカム特有の低速のギクシャク感がローコンプ化で無くなるならばサンダンスのローコンプカスタム受けたいと思っているのですが。
あとサンダンスのフライホイールのウェイトアップはしてませんか?
色々聞いてすみませんが、教えてもらえると助かります。
はじめまして、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ダイナを手放してかれこれ5年ですのでうろ覚えなところもありますが、トルクはかなりアップしたと思います。最終的にはマフラーの影響が大きい気がしました。あまり抜けの良すぎるマフラーですと特性が高回転型なフィーリングになりましたが、そこを少し抑えるとワイドオープンした時の加速が気持ちいい感じです。
フライホイールには手をつけていません。
サンダンスに依頼するとなると当然、燃調も勧められますが、感覚的にかなり濃いめな印象です。年月を経過すると触媒の機能が追いつかなくなる気がしますので車検の時に面倒になります。そのハードルを高いと思われないのであればオススメです。
ご参考まで。
返信ありがとうございます。
トルクはかなりアップするのですね。
少し細かい話になってしまうのですが、アイドリング+αぐらいの極低回転領域(1000〜1500rpm)あたりで走るとエンジンがガタガタ言ってギクシャクするのですが、昔スポーツスターに乗っていた時はその回転領域でもあまりギクシャクせずにエンジンに粘りがありました。正直私としては、1500rpm以上の領域ではノーマルツインカムエンジンのトルク・パワーで十分と感じているため、あとは極低回転領域のギクシャクがなくなるなればカスタムしてみようかなぐらいの感じなのです。
かなりピンポイントな話なので、覚えてらっしゃればでよいので、教えていただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
極低回転域の事は正直なところ覚えていませんが、ギクシャクするのは燃調が薄い事に起因している可能性があるかもしれませんね。
まずは燃調から試してみるのも良いかもしれません。
サンダンスにご依頼予定であれば、一度電話してみる事をお勧めします。意外と?丁寧に対応してもらえると思います。
私も最初は燃調だけやって、のちにエンジンに手を加えました。燃調だけの時はもう覚えていませんが、上のトルクにご不満なければもしかしたら燃調だけで解決するかもしれません。
返信ありがとうございます。
そうですね、燃調だけで解決するならありがたいです。
ネットで色々調べたものの実際にカスタムされた車両に乗る機会がないしどうなんだろうと悶々としてました。意外と?丁寧に対応しもらえるとのことなので一度サンダンスに問い合わせてみます。
色々教えていただきありがとうございました。