TZR250(2XT) エンジンオーバーホール(その2)からの続き
★シリンダ・ピストン取り外し★
お約束ですが、このブログを参考に作業された場合において、いかなる場合でも責任は持てませんので、あくまで自己責任で作業を行って下さい。
シリンダヘッドを締め付けているナットは、マニュアルに従った順序でゆるめます。数回に分けてゆるめた方がいいかもしれません。画像は、シリンダヘッドを外した所です。
ピストンの頭はカーボンで真っ黒です。
ピストンピンです。
作業に夢中で、あまり写真撮ってないですが、シリンダとピストンを外したところです。腰上だけOHする場合は、シリンダ外す時にはエンジンを逆さまにした方がいいです。そうしないと必ず砂がクランクケースに入ってしまいます。
左側のクランク室に、オイルとガソリンが混ざったモノが大量に溜まってました。流れ込んだガソリンがオイルを流してしまい、クランクの潤滑が厳しくなるそうです。後で分かったのですが、潤滑が厳しくなったおかげで大端側クランクピンに剥離現象が始まっており、クランクピンがお亡くなりになってました。。。サイドスタンドで停めているときにオーバーフローしたガソリンが左クランクに流れるらしいです。
こちらは右側です。きれいなモンです。