【ハーレー】プラグ交換 DCR7EIXとDCPR7EIXの違い

ダイナのプラグ交換をしました。

まずは、掲題のNGKイリジウムプラグ
・DCR7EIX
・DCPR7EIX

の違いについて。

DCR7EIXは、標準型。
DCPR7EIXは、突き出し型。

型番の3文字目の「P」が突き出し型を表しています。
末尾の「IX」がイリジウムを表しています。

そもそも、突き出し型とは何ぞや(´・ω・`)

早速NGKに問い合わせw

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平素より、NGKスパークプラグ および弊社製品をご愛顧戴き、誠に有難うございます。
ご連絡頂きました件について、以下お知らせします。 プラグ「DCR7EIX」と「DCPR7EIX」では、燃焼室への付き出し寸法が、約1mm
「DCPR7EIX」の方が大きくなります。 また、プラグ「DCPR7EIX」と「DCPR7ERX-P」では、燃焼室への付き出し寸法が、
約1mm「DCPR7ERX-P」の方が大きくなります。
(「DCR7EIX」と「DCPR7ERX-P」では、約2mm「DCPR7ERX-P」の方が大きい)
「DCPR7EIX」は使用可能ですが、「DCPR7ERX-P」はピストンとの干渉が懸念 されますので、推奨しかねます。
但し、ハーレー(機種不明)にて「DCPR7ERX-P」を使用されている方も居る様ですが、 この場合自己責任で使用されております。
なお、突出しタイプの特徴ですが、一般的には燃焼室にプラグ発火部が付き出した 方が、着火性は向上します。
今後とも弊社製品をよろしくお願い致します。 日本特殊陶業株式会社
市販部 サービスグループ
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回答に出てくる「DCPR7ERX-P」はプレミアムRXプラグといって、通常のイリジウムプラグよりも上のグレードのものです。
今回、それを装着しようと思って問い合わせしたのですが、推奨できないとのことであきらめました。

要するに突き出し型とは、通常よりも燃焼室中心に向かって電極が突き出しているタイプの事なんですね。

実際、比べてみました。
イリジウムプラグ

上が突き出し型のDCPR7EIXで、下が標準型のDCR7EIXです。確かに電極が突き出ています。内燃機内部でこの差は結構大きなものでしょう。

これまでは標準型のDCR7EIXだったのですが、着火性能向上を期待して突き出し型のDCPR7EIXに交換してみました。

結果、失火してダメダメでしたw

アクセルを開けると息つき症状が出て加速しないことが多々ありました。
パーシャルでも時々息つきが出て減速することもありました。
燃費も700km走って平均で2.5km/L程悪化しました。時には14km/L台の時も…

バルブから入ってきた混合気が突き出された電極に直接かかり失火しているのでしょうか?
プラグの焼けは正常でした。

NGKの標準(イリジウムではない)プラグのダイナ適合は「DCPR7E」という突き出しタイプです。

推測ですが、かぶりに弱いイリジウムが、たまたま混合気が直接当たる位置に電極が来てしまい、失火しているのではないか?と。
恐らくイリジウムじゃない「DCPR7E」であれば問題ないのだと思います。

今回はたまたま相性が悪かったのでしょう。ただ、プラグでトラブルが起きたのは初めてだったので多少驚きました。

結局、またプラグを交換するハメになってしまいました。

今度はDENSOのイリジウムプラグ「IXU22」を試してみることにしました。これは突き出し型ではないタイプです。

結果、失火・息つきは改善されました。

但し、燃費は悪いままです。1,600km程乗りましたが、やはり平均で2.5km/L位悪いままなのです。
ただ、行程の後半には燃費改善の兆しが出てきましたので、ツインテックがなんか悪い学習でもしてしまったのかも知れません。

あと1,500kmほど様子を見てから次に交換するプラグを考えたいと思います。

nekopunch について

東京在住。クルマとバイクと写真をこよなく愛するIT社畜です。
カテゴリー: FXDL, メンテ・修理.

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